荏胡麻油と胡麻油の比較

荏胡麻油は荏胡麻(シソ科の一年草)の種子から採取される荏油で、不足しがちなα-リノレン酸を豊富に含みます。「シソ油」の名称で市販されている事が多いです。ドレッシング等に向いています。
胡麻油は種皮の黒い黒胡麻の黒搾りの油と、種子の白い白胡麻の白搾りの油があります。オレイン酸やリノール酸が主で、炒め物,揚げ物料理の他にも仕上げの香り付け等にも用いられます。
 


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荏胡麻油と胡麻油 食用油とサラダ油 DHAとEPA 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸 蜂蜜とメープルシロップ

ソテーとムニエル(,ピカタ) キムチ鍋とチゲ鍋 鰻重(,鰻丼)と蒲焼 水から茹でると湯で茹でる

『備考や文中に掲載されている簡易説明だけの主な品目:ヨーグルト,アルコール発酵,重曹,脂質ゼロ,糖類ゼロ,糖質ゼロ,葡萄糖,果糖,蔗糖,シュガーレス[ノンシュガー/無糖],砂糖不使用,オリゴ糖,食物繊維,ステビア,アスパルテーム,糖分,糖,天然甘味料,ブドウ糖果糖液糖,果糖ブドウ糖液糖,糖アルコール,キシリトール,トレハロース,合成甘味料,遺伝子組換え不分別,セルロース,カロテノイド,ビタミン,α-リノレン酸,オレイン酸,リノール酸,必須脂肪酸,ココナッツオイル,パーム油,天ぷら油,メープルシュガー,ジョンゴル[チョンゴル],櫃まむし(ひつまぶし),塩茹で 異なる項目に掲載の簡易説明品目:ゼラチン,ペクチン,フリーズドライ(凍結乾燥),スプレードライ(噴霧乾燥)



   
・他: 荏胡麻油と胡麻油

荏胡麻油は荏胡麻(シソ科の一年草)の種子から採取される荏油で、α-リノレン酸を豊富に含み、シソ油の名称で市販されている事が多いです。
胡麻油は黒胡麻の黒搾りの油と白胡麻の白搾りの油があり、オレイン酸やリノール酸が主で、炒め物,揚げ物,香り付け等にも用いられます。


荏胡麻油

荏胡麻(えごま)の種子から採取される荏油・荏の油(えのあぶら・えのゆ)で、不足しがちなα-リノレン酸{n-3系・オメガ3系の必須脂肪酸(体内で合成できない):熱に弱く酸化し易い}を豊富に含みます。「シソ油(紫蘇油)」の名称で市販されている事が多いです。ドレッシング等に向いています。

荏胡麻油は乾性油で雨傘(からかさ・番傘)等にも用いられます。
荏胡麻はシソ科の一年草で、小さな果実(種子)は炒って胡麻の代用として使われます。


胡麻油

胡麻を搾って採取する油で、種皮の黒い黒胡麻の(焙煎してから搾油した)黒搾りの油と、種子の白い白胡麻の(加熱せずに搾り取った)白搾りの油があります。オレイン酸(n-9・オメガ9)やリノール酸(n-6・オメガ6)が主で各4割程入っています。炒め物,揚げ物料理の他にも仕上げの香り付け等にも用いられます。

「黒搾り」は芳ばしい香りが特徴で、「白搾り」は女性の頭髪用にも用いられます。
胡麻油に含まれる抗酸化性を持つゴマリグナンはアセトアルデヒド(アルコールの中間代謝物質)の生成を抑えて悪酔い,二日酔いに効果があるようです。
胡麻はゴマ科の一年生作物です。



* α-リノレン酸

多価不飽和脂肪酸(二つ以上二重結合がある,α-リノレン酸は3個)のn-3系{ω-3系[オメガ3系]・ω-3脂肪酸:メチル基 CH3(オメガエンド)から炭素の二重結合の始まりが3番目,酸化され易い脂肪酸(酸化防止にβカロチンやビタミンC・Eと共に摂取すると良い)}で、体内で10〜15%はEPAやDHAに変換されます(EPAやDHAの効果もα-リノレン酸にはあると言える)。
血栓の形成を抑制し(動脈硬化の防止,反面出血が容易になる)、免疫を抑える{アレルギー抑制作用{リノール酸(アラキドン酸)の作用を抑制},反面感染に対する抵抗力低下の可能性がある}等の効果があります。
血中の悪玉コレステロール[LDLコレステロール](値)を減らし、善玉コレステロール[HDLコレステロール](値)を増やします。
荏油等に多く含まれ、菜種油(キャノーラ油)にも含まれます。

γ-リノレン酸は異性体(分子式 C18H30O2 で同じだが構造が違う)で、n-6系{リノール酸(C18H32O2)を原料としてγ-リノレン酸を生産できる}で、単に「リノレン酸」という場合はα-リノレン酸の事です。



* オレイン酸

一価不飽和脂肪酸(二重結合が一つある,飽和脂肪酸と共に動物性脂肪に多い)のn-9系で、血中の悪玉コレステロールを減らし(余分に摂れば動脈硬化を抑制できるわけではない)、善玉コレステロールを減少させる事はありません(「増やします」とも言われている)。
オリーブ油等に多く含まれ、菜種油にも含まれます。オレイン酸は体内で作る事もできます。



* リノール酸

多価不飽和脂肪酸(リノール酸は二重結合が二つ)のn-6系で、血中の悪玉コレステロールを減らします(摂り過ぎると善玉コレステロールまで減らしてしまいます)。
リノール酸から(γ-リノレン酸を経て)合成されるアラキドン酸はアレルギー症状を進めます(アトピー性皮膚炎や花粉症等の原因になってる)。
コーン油や大豆油等の植物油(穀類や種子に多い)に多く含まれ、菜種油にも含まれます。


不飽和脂肪酸の摂取比率はn-6系:n-3系=4:1(2:1)が理想ですが、実際は10:1程になっている様です(n-3系が摂取不足気味)。
飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸=2:3:2(3:4:3)が望ましい摂取比率です。

不飽和脂肪酸はn-3系,n-6系,n-9系の順に酸化され易いです。

食事から摂取する必要がある必須脂肪酸(人体内で合成や蓄積ができない必須栄養素・脂肪酸)はリノレン酸(α-リノレン酸,γ-リノレン酸),リノール酸,アラキドン酸の3種です。



胡麻関連: 胡麻豆腐

植物油関連: 食用油とサラダ油


 
違いは? 荏胡麻油と胡麻油の比較、何がどう違うの
勘違いしそうな調味料や食材等の内容や用途の違いを比較