ビタミンAとカロテン

ビタミンAはレチノール等の脂溶性ビタミンで、動物性食品から摂られ、肌・粘膜や目の健康維持や成長の促進等をします。
カロテンは体内でビタミンAに変換されるプロビタミンAのβ-カロテン等が主で、緑黄色野菜等の植物性食材に多く含まれていて、抗酸化作用等があります。
 


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荏胡麻油と胡麻油 食用油とサラダ油 DHAとEPA 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸 蜂蜜とメープルシロップ

ソテーとムニエル(,ピカタ) キムチ鍋とチゲ鍋 鰻重(,鰻丼)と蒲焼 水から茹でると湯で茹でる

『備考や文中に掲載されている簡易説明だけの主な品目:ヨーグルト,アルコール発酵,重曹,脂質ゼロ,糖類ゼロ,糖質ゼロ,葡萄糖,果糖,蔗糖,シュガーレス[ノンシュガー/無糖],砂糖不使用,オリゴ糖,食物繊維,ステビア,アスパルテーム,糖分,糖,天然甘味料,ブドウ糖果糖液糖,果糖ブドウ糖液糖,糖アルコール,キシリトール,トレハロース,合成甘味料,遺伝子組換え不分別,セルロース,カロテノイド,ビタミン,α-リノレン酸,オレイン酸,リノール酸,必須脂肪酸,ココナッツオイル,パーム油,天ぷら油,メープルシュガー,ジョンゴル[チョンゴル],櫃まむし(ひつまぶし),塩茹で 異なる項目に掲載の簡易説明品目:ゼラチン,ペクチン,フリーズドライ(凍結乾燥),スプレードライ(噴霧乾燥)



   
・他: ビタミンAとカロテン

ビタミンAは動物性食品から摂られ、肌・粘膜や目の健康維持や成長の促進等をします。カロテンは体内でビタミンAに変換されるβ-カロテン等が主で、植物性食材に多く含まれていて、抗酸化作用等があります。


ビタミンA

(ビタミンA1と呼ばれる)レチノール,レチナール,レチノイン酸と、これらの3-デヒドロ体(ビタミンA2と呼ばれる:3-デヒドロレチノール,3-デヒドロレチナール,3-デヒドロレチノイン酸)及びこれらの誘導体の総称で、脂溶性ビタミンに分類され、化学的にはレチノイドと呼ばれ、レチノールのみをビタミンA(動物のみに見られる)と呼ぶ事もあります。
動物体内でビタミンAに変換されるβ-カロテン等をプロビタミンA(動植物に見られる)とも呼びます。

肌(皮膚)・粘膜(口,喉,鼻,胃,腸等)や目の健康維持(花粉症予防等も)や成長の促進等をします。
不足すると肌・粘膜や眼が乾燥し易くなったり(乾燥肌やドライアイ)、夜盲症や視力低下(失明)、免疫力が下がり口内炎や風邪などに罹り易くなります。
体内に残留し易い(小腸で吸収され肝臓に貯蔵される)脂溶性のビタミンAは過剰摂取すると頭痛や吐き気等の副作用を起こし得るデメリットがあります。 

ビタミンAの摂取は(緑黄色)野菜や果実藻類のβ-カロテン等からが多いですが、肉類(豚・牛・鶏のレバー),乳類(牛乳バター),卵類(卵黄),魚介類(鰻・烏賊)等の動物性食品からも摂られます。

サプリメント等での摂取はβ-カロテン(不足分だけビタミンAに変換される)等での摂取の方が望ましいですが、大量の摂取は控えましょう。

性質的にはビタミンAは熱や酸(酸素や光にも)に弱く、β-カロテンは熱や酸には比較的強いです。

レチノール(retinol),レチナール(retinal),レチノイド(retinoid)は retina(「網膜」の意)由縁の語です。

レチノールは化粧品(しわ取りクリーム等)や目薬(眼精疲労等に効果がある)等にも配合されています。


レチノール当量:

ビタミンA等はビタミンA効力(国際単位:IU)で表示されていましたが、近年はビタミンA作用をする量であるレチノール当量{μg,プロビタミンAカロテノイドをビタミンA(レチノール)に換算した数値}で表される様になりました(1IU=0.3μg)。

レチノール当量(μgRE[μg])=レチノール(μg)+1/12×β-カロテン(μg)+1/24×α-カロテン(μg)+1/24×β-クリプトキサンチン(μg)+1/24×その他のプロビタミンAカロテノイド(μg)

 レチノール当量(μg)=レチノール(μg)+1/12×β-カロテン当量(μg)

 β-カロテン当量(μg)=β-カロテン(μg)+1/2×α-カロテン(μg)+1/2×β-クリプトキサンチン(μg)

 ※上式は値の小さい「その他のプロビタミンAカロテノイド]を省略した式


カロテン

カロテン[カロチン(独語)]はβ-カロテン(ベータカロテン,β-カロチン)やα-カロテン(アルファカロテン,α-カロチン)等が主で、緑黄色野菜等の植物性食材に多く含まれていて、カロテノイド(カロチノイド)の一種で、プロビタミンA{(主に小腸で不足分だけビタミンAに変換される(リコペン等はプロビタミンAではない)}で、ビタミンAの効果があります。

β-カロテン等には抗酸化作用{細胞等の代わりに酸化されて、老化や癌の原因とされる活性酸素による細胞の酸化や、生活習慣病(動脈硬化や心筋梗塞等)の原因となる活性酸素による悪玉コレステロール(LDL)を酸化させて血管壁に沈着させるのを抑制して、活性酸素による害を減らす}等があります。

カロテン(carotene)の語源は人参(carrot)で、人参の橙色の元が色素のカロテン(β-カロテン)です。

β-カロテン等には過剰摂取による副作用がないので推奨摂取量は規定されていません。

β-カロテン(橙色色素)はビタミンAに変換されない分は肝臓に蓄えられます。

α-カロテン{黄色色素(純物質は紫色)}は抗酸化作用やガン抑制能力はβ-カロテンよりも高い様です。


* カロテノイド

リコぺン(リコピン:赤色の色素,トマトや西瓜等に多く含まれる)、ルテイン(黄色の色素,緑黄色野菜・豆類・果物・卵黄等に多い)、β-クリプトキサンチン(橙色の色素,みかん等に多い)、アスタキサンチン(赤色の色素,鮭・鱒エビ等に多い)等があります。
種類によって異なる臓器等に蓄積され、それぞれの場所で、カロテンと同様の抗酸化作用(抗酸化物質)等の働きをします。

約600種類あり、その内約50種類はプロビタミンA(体内でビタミンA効力を示す物質に変換される物:β-カロテン,α-カロテンやβ-クリプトキサンチン,アスタキサンチン等)で、ビタミンAには変換できない物は非プロビタミンA(リコぺンやルティン)と呼ばれています。
カロテン類(α-カロテン,β-カロテン,リコぺン等)は炭素と水素のみでできていますが、キサントフィル類(ルティン,アスタキサンチン,β-クリプトキサンチン等)にはそれ以外の元素も含まれます。

プロビタミン{『プロ』は『前』の意(プロビタミンAはビタミンAの前駆体) ,他にプロビタミンDもある}は体内でビタミンに変わる物質です。


 
違いは? ビタミンAとカロテンの比較、何がどう違うの
勘違いしそうな調味料や食材等の内容や用途の違いを比較