梨と二十世紀の比較

梨には幸水,豊水,新高に代表される赤梨(黄褐色や茶褐色)と二十世紀に代表される青梨(黄緑色)とがあり、しゃりしゃりとした食感は石細胞によるもので、果皮の色の違いはコルク層によるもので赤梨はコルク層が発達し褐色となり、青梨はクチクラ層に覆われ黄緑色になります。
 
 

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・野菜・果物等(植物): 梨と二十世紀

梨には幸水,豊水,新高に代表される黄褐色や茶褐色の赤梨と二十世紀に代表される黄緑色の青梨があります。


幸水(早生種,1959年に命名,果肉は柔らかい,糖度が高い,果汁多い)、豊水(中生種,1954年に作られ1972年に命名,やや大きめ,甘みに適度な酸味,果汁多い)、新高(にいたか:晩生種,1927年命名,大型品種,芳香あり)に代表される(20世紀中頃までの主要品種は長十郎)赤梨[赤梨系](黄褐色や茶褐色)と二十世紀に代表される青梨[青梨系](黄緑色)とがあります。
しゃりしゃりとした食感は石細胞{ペントサンやリグニンという物質が果肉に蓄積し細胞壁が厚くなった物(果物の果肉は柔らかい「柔細胞」からできていて梨の細胞も殆どが柔細胞ですがその中に石細胞があります):野菜や果物の皮の部分にある固い細胞膜で覆われた細胞で食物繊維の働きをする}によるものです。
果皮の色の違いはコルク層によるもので赤梨はコルク層(ザラザラの斑点:水分を果実に閉じ込めておく役割をする,クチクラ層が落ちた後に作られる層で赤梨も初夏までは青い肌をしています)が発達し褐色となり、青梨はクチクラ層(林檎の皮の透明で滑らかな膜も同じで表面からの水分蒸発を押さえる働きがあります)に覆われ黄緑色になります。

幸水は菊水(青梨)と早生幸蔵(赤梨)を交配した物で、青梨と赤梨の性質を持っていて、やや黄緑がかったものもあります。

長十郎(中生種,茶褐色,特有の香り,果肉は硬い)は明治中期(1893年)に神奈川県の当麻長十郎の梨畑で発見され、以前は和梨{他に洋梨や中国梨(一部地域で僅かな量が栽培されている)がある}を代表する品種でした。


* ラフランス

ラ・フランスは和製語で、西洋梨[洋梨]の一品種(フランス原産)で、果実はやや小形で縦にやや長くびん型で緑色{追熟する(一定期間置く)と黄色になる}の果皮に褐色の斑があり、芳香があり円やか食感です。食べ頃は11月〜12月です。

石細胞は洋梨にも含まれていますが量が少ないので食感には差があります。


二十世紀(にじっせいき)

中生種で果皮が淡緑黄色で、甘みと酸味のバランスが良く多汁です。明治時代(1888年)に千葉県松戸市で松戸覚之助により発見され1898年に命名(発見当初は新太白が名称)されました。鳥取県の特産品(国内収穫量の半分)です。

青梨の系統にはゴールド二十世紀や菊水等があります。


 
違いは? 梨と二十世紀の比較、何がどう違うの
勘違いしそうな調味料や食材等の内容や用途の違いを比較