| ・調味料・香辛料,ソース・スープ等: ウスターソースとオイスターソース
ウスターソースは地名のウスターに由来し、オイスターソースはオイスター[牡蠣]を原料とするソース。
豆板醤とコチュジャン
豆板醤は空豆を発酵させた味噌で、日本では唐辛子等を加えた辛味調味料の事を言い、特徴は辛味と塩味で、四川料理の麻婆豆腐等で火を通して香りや旨みを引き出して使います。
コチュジャンは穀類の麹に唐辛子や塩等(水飴や砂糖を入れたものもある)を加え発酵させた唐辛子味噌で、朝鮮半島の甘辛い味が特徴の調味料で、和え物や薬味等に使います。
米酢と穀物酢
米酢は米を原料とした醸造酢で、酷のある旨味に柔らかな香りが特徴の食酢で穀物酢の一つで、寿司や和食(酢の物)等、酢の味そのものを楽しむような料理に適しています。
穀物酢は小麦,とうもろこし等の穀物を原料とした醸造酢で、すっきりした味が特徴で、煮物や下味,中華,ドレッシング等に使います。殺菌作用を利用した掃除には安価な穀物酢の方がお勧めです。
三盆と三温糖(砂糖)
三盆は白下糖を押し船で搾り、盆[研糟]で捏ねる行程を繰り返し、糖から黒い糖蜜を分離させた淡黄色のきめ細い砂糖で、盆の上で三度研いでいたのが三盆糖の名の由来で、和菓子の高級原材料として使用されています。
三温糖は糖液を結晶させ、純度の高い上白糖等を順次取り出した後の糖蜜を原料にし同じ製法で作られた最も精製度の低い車糖で、砂糖が加熱されてできたカラメル等の成分を含んでいて甘さが強く黄褐色で、煮物等で使われ、名前の由来は砂糖の汁[糖液]を三度煮詰めて作る事からです。
薄口醤油と減塩醤油
薄口醤油は色が薄く香り控え目で、塩分は高目で、関西を中心に用いられています。減塩醤油は塩分濃度が濃口醤油の約半分で、濃口醤油から塩分を取り除いて造っていきます。
白味噌と赤味噌
白味噌は熟成時のメイラード反応(原料の大豆等のアミノ酸が糖と反応して褐色に変化)が抑えられて色が黄白色になった味噌で、原料に米麹を多く使うので甘く、京都の西京味噌等が有名です。
赤味噌は原料の大豆の蒸煮でメイラード反応が十分起こり赤褐色に仕上がった味噌で、辛口の仙台味噌,江戸甘味噌,東海豆みそや田舎味噌(麦みそ)等があります。
ホワイトソースとベシャメルソース
ホワイトソースは色付かない様に炒めた小麦粉等のルーを牛乳やブイヨン等の出し汁で溶き延ばして煮詰めた白いソースで、西洋料理で使われる白色系ソース全般の事です。ベシャメルソースはバターを溶かした中に小麦粉を入れ焦げ色が付かない様に炒めたルーに、牛乳を少量ずつ加えて溶き延ばして煮詰め塩,胡椒等で味付けしたフランス料理のソースの一つです。
・食材・原料: 木綿豆腐と絹漉し豆腐
木綿豆腐は表面に付いた成型時の木綿の布目跡から、絹漉し豆腐は絹で漉した様な出来上がりから、それぞれそう言われる。
薄力粉と強力粉(小麦)
薄力粉は軟質小麦から得られる小麦粉で、粒が細かく、捏ねた時に粘りが弱く、さくさくした食感は、洋菓子や天ぷら等に適しています。強力粉は硬質小麦から得られる小麦粉で、粒が粗く、捏ねた時に粘りが強く、もちもちした食感は、パン等に適しています。
・魚介,肉(製品): カルビとロース
カルビは、ばら肉で、ロースは肩等の肉。
鮭と鱒 イクラと筋子
鮭はサケ科の魚で、産卵の為に遡上し、孵化した小魚は北太平洋や北大西洋に降海し、3〜4年後成魚になって再び河川に戻って来ます。鱒も同じサケ科で鮭の仲間ですが、湖や川等で生活し海に下りないものを主に言います。
イクラ(ロシア語で魚卵の意)は鮭,鱒の卵巣から成熟卵をばらばらに搾り出し塩漬け等にした食品でで、筋子は未熟な卵を卵巣のまま取り出し(塩漬け等にし)た食材で、「すずこ」等とも言います。
・野菜・果物等(植物): 白葱と葉葱[青葱]
白葱[根深葱]は寒さに強く、主に関東で栽培され、土寄せして軟白にした長くて太い葉鞘部を食べます。葉葱[青葱]は暑さに弱く、関西中心で栽培され、土寄せせず、株分れ(分蘖)した緑葉を主に食用します。
ピーマンとパプリカ
ピーマンは未熟果で収穫される為に赤くなく青臭さや苦味があります。ピーマン,パプリカ,獅子唐(辛子),唐辛子の全てがナス科トウガラシ属の野菜で、辛味品種の唐辛子以外は甘味種です。
パプリカはピーマンより大型で肉厚のベル型ピーマンの事を言い、甘みがあり苦味や青臭さはありませんが、ビタミンCやカロテンはピーマンより更に沢山含まれています。完熟果のカラーピーマン等とは別品種でです。
荒布と鹿尾菜
あらめは褐藻類コンブ科の海藻で、主には伊勢志摩地方で採れ、海藻の外観は若布に似ていますが、製品はひじきと同じようで、調理も同様にでき歯ごたえがあります。
ひじきも山菜ではなく褐藻類ホンダワラ科の海藻で、昆布や若布と同様に昔から食用にされてきました。芽ひじき(葉に当たる部分)と長ひじき(茎の部分)があり、生時は黄褐色で、乾燥して黒褐色なります。柔らかい食感が特徴で、瀬戸内産が多いです。
夏蜜柑(,甘夏)と八朔
夏蜜柑は酸味と苦味があり、秋になった実を翌年の夏頃まで木にそのまま放置しておくと酸味が和らぎ食べられるようになります。甘夏は甘くて酸味の少ない夏みかんの改良品種で、川野ナツダイダイが有名です。
八朔はやや小さく、果肉は硬くて肉離れがよく、果汁は多くはないが酸味が少なくて甘みが多く、文旦と他の柑橘類との交配種で、名前は旧暦の八月朔日(ついたち)に食べることができたことから由来します。
玉葱と新玉(葱)
玉葱は皮の色や大きさにより黄玉ねぎや白玉ねぎ等があり、スーパー等で売られているのは主に黄玉ねぎ系ですが球形や扁平の物等品種も沢山あって、秋播きと春播きがあり、収穫して約1か月間乾燥させて貯蔵した物で、茶色の薄皮が何枚か表面を覆っていて、常温で保存できます。
春先になると店頭に並ぶ新玉葱は黄玉ねぎや白玉ねぎを3〜4月頃に早取りし、すぐに出荷されたもので、半生の柔らかそうな外皮に包まれた、水分が豊富で柔らかく甘みが強く、オニオンスライス等で生で食べられますが、煮込み等に適していません。
・食品・食料: 素麺と冷麦
素麺は主に手延べ干し麺で一番細い小麦粉の麺、冷麦はうどんより細い機械製麺が主流。
・菓子類,嗜好品: コーヒーとインスタントコーヒー
コーヒーはコーヒー豆を焙煎し挽いて湯で抽出した飲料、インスタントコーヒーは抽出液から水分を除いた粒・粉状の物、またはその飲料。
・飲料: ワインとシャンパン
ワインは果汁を発酵させて造る果実酒で、シャンパンは炭酸ガスを含む白葡萄酒。
ビールと発泡酒(第3のビール)
ビールは麦芽,ホップと水を原料とし酵母で発酵させたアルコール分が20度未満の酒類で、副原料として麦等を使った物も含みますが、重量の合計が麦芽比率50%以内に限ります。
発泡酒は麦芽や麦を原料の一部とした発泡性を有するアルコール分が20度未満の酒類ですが、市場で販売されている物はアルコール分が10度未満で,原料中の麦芽重量が25%未満です。
第3のビールはビール,発泡酒以外の酒類で発泡性を有するアルコール分が10度未満の物で「その他の発泡性酒類」に分類され、糖類,ホップ,水等を原料として発酵させた物と、発泡酒にスピリッツを加えた物があります。
・他: 乳酸菌とビフィズス菌
乳酸菌は乳酸を作り,酸素があっても生きていけるが、ビフィズス菌は乳酸と酢酸を作り,酸素があると生きていけない。
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